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大腸CT検診のご案内(CT colonograhy)

大腸CT検査とは

大腸にガスを注入して拡張させ、最新のマルチスライスCT装置を用いて撮影することで大腸の3次元画像を簡単に得ることができるようになりました。
内視鏡検査と比較して、苦痛が少なくスムーズに大腸検査をする事が可能です。
欧米では、CTを用いて大腸を診断することが一般化しており、CTコロノグラフィー(CTC)として大腸がん検診への応用が始まっています。

大腸がん検診におけるCTコロノグラフィーのメリット

大腸がん検診は便潜血反応を主体に行われてきました。しかし早期がんの診断における感度は低く、進行がんでも陰性の場合があります。大腸内視鏡は大腸がんの診断で最も感度が高い方法ですが、検査における苦痛が大きいことが問題となっていました。
CTコロノグラフィーは検査の負担が少なく、精度の高い方法として、きわめて有用な大腸の診断方法であることが明らかになっています。
まだ、新しい検査方法であり全国でもこの検査方法を行っている施設は少数の施設に限られておりますが、当院では平成24年より導入し大腸がん検診にも使用しております。
症状により大腸内視鏡のほうがいい場合もあるため医師と相談してください。

長所 約15分位の短時間の検査です。
検査時の苦痛が内視鏡検査と比較して少なく検査が行えます。
大腸にガスを注入しますが、吸収が早いガスであり腹満が内視鏡より早く改善します。
臨床的に問題となる5mm以上のポリープにおける十分な診断能が確認されてます。
大腸内視鏡が困難な方でも検査が容易です。
他の大腸検査で問題となる大腸穿孔や出血などの偶発性が極めて希です。
短所 組織の採取ができないので、異常が指摘された場合は大腸内視鏡を受ける事が必要です。
放射線を使用しますので、妊娠の可能性がある方は検査をうける事ができません。
大腸CT検診